UOBのストラテジストは「ユーロ圏の景況感悪化がEUR/USDを押し下げた」と指摘、勢い一服で1.1665~1.1715のレンジ推移を予想

    by VT Markets
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    Apr 24, 2026

    EUR/USDは2週間ぶり安値となる1.1680近辺まで下落し、その後のニューヨーク市場では1.1668まで値を下げた。終値は1.1683と前日比0.17%安。ただし、売り圧力はやや弱まりつつある。

    今後24時間は、EUR/USDは1.1665~1.1715のレンジで推移すると見込まれる。下値の目安(サポート)は1.1685、1.1665。上値の目安(レジスタンス)は1.1715、1.1750。

    Near Term Range And Key Levels

    1~3週間の見通しでは、EUR/USDは引き続き「レンジ相場(一定の値幅内で上下する状態)」とみられる。従来は1.1665~1.1840、その後は1.1665~1.1795へと想定レンジが縮小しており、今回の1.1668への下落でレンジ下限に接近した。

    1.1665を下抜けし、その水準を維持(いったん割れただけでなく、その下で推移)した場合に限り、1.1625方向への下落が想定される。1.1750を明確に上回らない限り、1.1665をはっきり割り込むリスクは残る。

    また、このテクニカル面(チャート上の形状や価格水準から判断する分析)の弱さは、「金融政策見通しの差(中央銀行がどの程度利上げ・利下げを行うかという市場予想の開き)」の拡大とも整合的だ。2025年3月の米インフレ指標は市場予想より強く、米連邦準備制度理事会(FRB:米国の中央銀行)がより強い引き締め(利上げを含むインフレ抑制策)に動くとの見方が強まっている。一方、欧州の政策当局者の発言は慎重で、2021年後半に米インフレ加速を背景にドル高が進んだ局面と似た「政策スタンスの違い」が意識されやすい。

    Options And Strategy Considerations

    当面はレンジ相場が続くとみる場合、「アイアン・コンドル(上下に売りのスプレッドを組み、価格が一定範囲に収まると利益になりやすいオプション戦略)」が選択肢となる。具体的には、1.1665の下に「プット・スプレッド(下落に備えるプットを組み合わせた取引で、損益が一定範囲に収まりやすい構造)」を売り、1.1750の上に「コール・スプレッド(上昇に備えるコールを組み合わせた取引)」を売る。相場が大きく動かず、時間の経過でオプション価値が減りやすい局面で有利になりやすい。

    弱気見通しに対する最大の注意点は、1.1750のレジスタンスだ。この水準を上抜ければ、下落圧力が後退したサインとなる。先物・オプションなどの「デリバティブ(金融派生商品)」で売り持ちをしている場合、近く1.1750を明確に上回った際は、見直し(ポジション縮小)やヘッジ(損失を抑えるための反対売買)を検討したい。

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