メキシコの4月前半コアインフレ率は0.18%と予想(0.2%)を下回る

    by VT Markets
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    Apr 23, 2026

    メキシコのコアインフレ率は4月前半に前期比0.18%上昇し、市場予想(0.20%)を下回った。

    この結果は、対象期間の物価上昇ペースが予測よりやや鈍かったことを示す。今回の公表値は、4月の「月前半(半月)」の指標である。

    コアインフレが予想より弱かったことは、メキシコ中央銀行(Banxico)が政策金利を引き下げる余地が広がった明確なサインとみられる。政策金利(中央銀行が設定する基準となる金利)を現在の10.50%に据え置いてインフレを抑える必要性は、今回のデータで後退した。予想外の鈍化は、物価に上昇圧力が想定より早く和らいでいる可能性を示唆する。

    高い金利を背景にした「キャリートレード(低金利通貨で資金を借り、高金利通貨で運用して金利差を狙う取引)」で堅調だったメキシコペソは、足元で脆弱になり得る。ニュースを受け、16.50近辺で落ち着いていたドル/ペソ(USD/MXN)の為替レートは、すぐに変動が大きくなる兆しを見せた。金利差が縮小すれば、ペソを保有する魅力(利回り)が低下するため、ペソには下押し圧力がかかりやすい。

    デリバティブ(金融派生商品)市場では、オーバーナイト金利スワップ(翌日物の短期金利の見通しを反映する交換契約)が、次回5月15日の会合で0.25%ポイント(25bp、bp=金利の単位で0.01%)利下げとなる確率を60%程度と示している。これは、昨日時点で織り込まれていた35%から大きく上昇した。金融緩和(利下げなどで景気を下支えする政策)への思惑に、市場が短時間で反応していることがうかがえる。

    2024年から2025年にかけて、Banxicoは単発の弱いインフレ指標を受けても、市場の想定ほど迅速に動かず、慎重姿勢を保つ場面が多かった点には留意したい。中銀は中長期のインフレ目標である3%への回帰を重視しており、単一のデータだけで直ちに大幅な利下げ局面に踏み切るとは限らない。こうした過去の例からすると、利下げに全面的に賭けるのはリスクがある。

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