EUR/CADは7日続落し、木曜の欧州時間は1.5980近辺で推移した。最新のPMI発表後も1.6000を下回った。背景には、ドイツとユーロ圏の4月PMI(購買担当者景気指数=企業の購買担当者への調査で景気の拡大・縮小を示す先行指標)の弱さがある。
ユーロ圏の4月速報HCOB総合PMI(景気全体の指数)は3月の50.7から48.6へ低下し、市場予想の50.2を下回った。サービス業PMI(サービス業の景況感)は50.2から47.4へ低下し、予想49.8を下回った。一方、製造業PMI(製造業の景況感)は51.6から52.2へ上昇した。
ドイツの4月速報総合PMIは51.9から48.3へ低下し、予想51.1を下回った。サービス業PMIは50.9から46.9へ低下し、予想50.3を下回った。製造業PMIは52.2から51.2へ低下し、予想51.3に近い水準となった。
カナダドルは、供給不安から原油価格が上昇したことが支えとなった。中東情勢の緊張とホルムズ海峡(中東の主要な原油輸送ルート)のリスクが意識された。WTI(米国の代表的な原油先物指標)は4日続伸し、1バレル93.40ドル近辺で取引された。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、イランが水曜にホルムズ海峡で3隻の船舶に発砲し、うち2隻をイラン海域へ護送したと報じた。イランメディアは、革命防衛隊が船舶をイランへ移送していると伝えた。また、4月23日12:25GMT(協定世界時)に、ドイツの速報製造業PMIは51.2へ低下したとの訂正が出た。