テスラ株は水曜の時間外取引で3%超上昇した。調整後(会計上の一時要因を除いた)決算がウォール街予想を上回ったためだ。調整後EPS(1株当たり利益)は0.41ドル、売上高は223.9億ドル。市場予想(コンセンサス)はEPSが0.35ドル、売上高が222.0億ドルだった。
売上総利益率(粗利率、売上から原価を差し引いた利益の比率)は前四半期の20.1%から21.1%に改善した。フリーキャッシュフロー(事業で稼いだ現金から設備投資などを差し引いた手元増減)は14.4億ドルで、2025年10~12月期の14.2億ドルを上回った。現金・投資は前期比7億ドル増加した。
自動車部門の売上高は前年同期比16%増の162億ドル。エネルギー発電・蓄電(バッテリーなど)売上高は前年同期比12%減、サービス売上高は同42%増だった。
車両引き渡し台数は前年同期比6%増の35.8万台だったが、第4四半期からは6万台減少。蓄電池の導入量(設置・稼働させた容量)は前年同期比15%減の8.8GWh(ギガワット時=電力量の単位)となった。
テスラは、ロボタクシー(自動運転による配車サービス)プログラムの累計有償走行距離が170万マイル超に達したとした。監視者なし(車内の安全監視員がいない形)のロボタクシー運行はオースティン、ダラス、ヒューストンで進行中で、フェニックス、タンパ、マイアミ、オーランド、ラスベガスへの拡大準備を進めているという。
FSD(Full Self-Driving、運転支援機能の名称)サブスクリプションの有効契約数は第1四半期に18万件増の128万件となった。AI計算基盤(AIを動かすための計算設備)、工場、ならびにMegapack 3(大型蓄電池)、Cybercab(ロボタクシー向け車両)、Tesla Semi(大型トラック)の生産ラインに取り組んでいるとも報告した。