銀(XAG/USD)は水曜日に小幅高となったが、火曜日の値動きの下限付近にとどまった。78.00ドルを下回って推移し、以前の下値支持(サポート)だった78.50ドル近辺が上値を抑えた。サポートとは、買いが入りやすく下げ止まりやすい価格帯のこと。
貴金属(ゴールドや銀など)は最近の安値圏で推移した。市場は中東情勢の続報を待っている。米国のドナルド・トランプ大統領は火曜日に停戦延長を発表したが、米国によるイラン港の封鎖は継続。一方、イランは海路を通過しようとする船舶への攻撃があったと報告した。
米国では火曜日に発表された小売売上高(個人消費の動きを示す重要指標)と、FRB(米連邦準備制度理事会。米国の中央銀行に相当)の議長候補ケビン・ウォーシュ氏の議会証言が米ドルを下支えした。ウォーシュ氏はホワイトハウスの影響を否定し、金融政策(政策金利などを通じて景気・物価を調整する政策)における中央銀行の独立性に言及した。
XAG/USDは、3月下旬に始まった上昇チャネル(高値・安値がともに切り上がる形で推移するレンジ)の下限を割り込み、77.75ドル付近。4時間足ではRSI(相対力指数。0〜100で買われ過ぎ・売られ過ぎを測る指標)が50を下回り、MACD(移動平均収束拡散法。2本の移動平均の差で勢いを示す指標)はマイナス圏が続いた。
上値抵抗(レジスタンス)は78.50ドル、その上は80.65ドルおよび80.60ドル近辺。下値支持は75.40ドル付近、その下は72.60ドルと70.00ドルが意識される。レジスタンスは売りが出やすく上げにくい価格帯を指す。
テクニカル分析はAIツールの支援を受けて作成された。