3カ月で180から急落したアリババ、上値抵抗を試すも上昇チャネル下限を割り込み、衝動的な第3波下落を示唆

    by VT Markets
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    Apr 22, 2026

    アリババ株はこの3カ月で180近辺から急落し、価格チャネル(一定の傾きで上下に平行な線を引き、その範囲内で値動きを捉える手法)の下限トレンドラインを割り込んだ。この急落は、A–B–C調整(下落後に反発し、もう一段の動きで終わる「3つの波」の調整局面)というより、インパルスの第3波(トレンド方向に勢いよく伸びやすい局面)に整合的だ。

    その後は反発したものの、株価は過去の戻り高値が意識される140~145付近で上値が抑えられている。140~145は次の方向性を決める重要ゾーンだ。

    ここから反落して130を下回れば、売り方優勢の再開を示唆する。その場合、2025年7月の主要サポート(下値支持線)である104付近まで下値余地が広がる。

    一方で157を上抜ければ、見通しは上昇トレンド寄りへ傾く。130割れ、または157超えの明確なブレイク(重要水準をはっきり抜ける動き)が出るまでは、チャートの形状は判然としない。

    足元の株価が140~145で方向感を欠くため、次の大きな動きで利益を狙えるオプション戦略(あらかじめ決めた価格で買う・売る権利を使う取引)を検討したい。直近3カ月の180からの大幅下落は、モメンタム(勢い)が強い局面であることを示しており、こうした「膠着(こうちゃく)」は次のブレイクに備える好機になり得る。

    弱気寄りで見るなら、130割れが最重要シグナルだ。対応策としてはプット(期日までに決めた価格で売る権利)を買い、行使価格(権利を使う価格)は2025年7月の重要サポートである104近辺を視野に入れる選択肢がある。背景として、中国の2026年3月の鉱工業生産が前年比4.1%増と市場予想の4.5%を下回り、景気の弱さを示した点が意識される。

    逆に強気シナリオは157超えで具体化する。この場合、コール(期日までに決めた価格で買う権利)を買うことで、損失を限定しつつ上昇分を取りにいける。材料面では、2025年12月期(同年12月で終わる四半期)にアリババの海外デジタルコマース部門の売上高が前年同期比22%増だったとの報道が支えになり得る。

    方向性が読みにくい局面では、ボラティリティ(価格変動の大きさ)を狙う戦略が無難な場合がある。具体的には、現値近辺でコールとプットを同時に買うロング・ストラドル(どちらに大きく動いても利益を狙う手法)が候補となる。決算説明会が約3週間後に控える中、インプライド・ボラティリティ(オプション価格から逆算される市場の予想変動率)が上がれば、この戦略が相対的に選びやすくなる。

    あるいは、株価が130~157に収まるとみるなら、アイアン・コンドル(上側・下側の離れた権利を組み合わせ、レンジ内に収まればプレミアム=受取額が利益になりやすい戦略)の売りが有効になり得る。これはアウト・オブ・ザ・マネー(現値から離れており、現時点では権利行使しても有利にならない水準)のプットとコールを売ってプレミアムを受け取り、株価がこの範囲にとどまる限り収益化を狙う。アリババの構成比が高いハンセンテック指数も、直近1カ月は約5%の狭いレンジで推移しており、同様の値動きが確認されている。

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