USD/CADは火曜日、米ドルが直近の下落から下げ止まり、概ね横ばいだった。原油高(原油価格の上昇)がカナダドルを支え、上値は抑えられた。相場は1.3662近辺で推移し、6日続いた下落にいったん歯止めがかかった。
米ドル指数(DXY=主要通貨に対する米ドルの強さを示す指数)は98.40前後と、当日では約0.35%上昇。米国とイランの対立が「2週間の停戦期限」までに緩和するとの見方が後退した流れを受けた。
パキスタンで見込まれていた第2回協議は、近く再開しにくいと報じられ、イランも参加を確認していない。CNNは、米国のJD・バンス副大統領が水曜日にイスラマバードへ出発する見通しと伝えた。
米指標もドルを下支えした。小売売上高は3月に前月比+1.7%と、市場予想(+1.4%)を上回り、2月(+0.7%)から伸びが加速。ADP雇用統計の4週間平均(民間部門の雇用増減を推計する指標)は3.9万人から5.48万人へ増加した。
チャートでは、USD/CADはボリンジャーバンド(移動平均線を中心に価格変動の幅を示す帯)の下限である1.3640近辺で取引。RSI(相対力指数=売られ過ぎ・買われ過ぎを測る指標)は36付近、MACD(移動平均収束拡散=トレンドの強弱を見る指標)はマイナス圏が続いた。
下値支持線(サポート)は1.3640近辺、その次は3月安値の1.3525近辺。上値抵抗線(レジスタンス)は1.3822近辺で、上側バンドは1.4005近辺に位置する。