GBP/USDは火曜日、米小売売上高(消費の強さを示す統計)を受けて米ドルが強含み、0.18%下落した。通貨ペアは日中高値1.3539の後、1.3507近辺で取引された。
米国市場はまちまちだった。企業の決算発表(業績発表)を背景に株式は上昇した。米国とイランの対立が終結する可能性をめぐる報道が続いた一方、テヘランはイスラマバードでの協議への支持を確認していない。
米小売売上高は3月に前月比1.7%増と、前月の0.7%増から加速し、市場予想の1.4%も上回った。前年比は4%増で前月と同水準。ガソリン支出の増加と税還付(払った税金が戻る仕組み)が需要を押し上げた。
ADP雇用者数(民間の雇用動向を示す指標)の増加幅(4週平均)は、3.9万人から5.48万人へ拡大した。米国の労働市場(雇用の状況)の底堅さを示す内容だった。
英国では、2月までの3カ月の失業率が5.2%から4.9%へ低下した。賞与を除く平均賃金の伸び(賃金の上がり方)は前年比3.6%と、3.8%から鈍化。失業率低下は「学生が求職していないことが増えた」ことと結び付ける見方もあった。
米連邦準備制度理事会(FRB)の議長候補であるケビン・ウォーシュ氏は、フォワードガイダンス(将来の金融政策の方向性を事前に示す手法)を支持しないと述べ、政策金利とバランスシート(保有資産)の調整が主要な手段だと説明した。また、大統領から特定の金利判断を約束するよう求められていないとも述べた。
今後は米国で新規失業保険申請件数(失業者の増減を早期に示す週次統計)が公表される。英国の3月インフレ率は、コアCPI(食品・エネルギーを除く消費者物価指数)が3.2%、総合CPI(全品目の物価指数)が3.3%と見込まれている。テクニカル面(過去の値動きにもとづく分析)では、GBP/USDは1.3505近辺を維持し、下値支持(サポート)は1.3419付近、上値抵抗(レジスタンス)は1.3850〜1.3869近辺にある。