英ポンドは、年内のイングランド銀行(BOE)の追加利上げ観測が後退する中でも、おおむね横ばいで推移している。市場は現在、政策金利を0.25%ポイント(25bp、1bp=0.01%)引き上げるのは1回だけと織り込む一方、INGは金利は据え置きになるとみている。
ポンド心理(通貨に対する投資家の見方)を下押しし得る要因として、キア・スターマー首相への政治的な注目が挙げられている。INGは、GBP/USD(英ポンド/米ドル)が直近の上昇分を吐き出す可能性があるとし、当面の下値メドとして1.3380~1.3400を示した。
INGはまた、金利の織り込みがさらに変化する時期は原油価格の動きと関係すると指摘している。市場に残る25bpの利上げ期待は、原油価格が低下するまで消えない可能性があるという。