米ドルは米・イラン緊張を背景に安全資産需要で上昇、英ポンドは1.3500近辺で軟調

    by VT Markets
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    Apr 20, 2026

    GBP/USDは、下方への「窓開け(ギャップ)」(週末などを挟み、前回終値から離れた水準で始まること)で取引を開始した後、序盤の下げ幅を縮小した。ただ、週明け月曜のアジア時間は1.3500近辺でなお下落基調だった。背景には、米国とイランの緊張再燃を受け、安全資産(リスク回避局面で買われやすい資産)としての米ドル需要が強まったことがある。

    英ガーディアン紙によると、イラン外務省報道官のイスマイル・バガエイ氏は、米国によるイラン港湾および沿岸の封鎖は停戦に違反する攻撃行為だと述べた。バガエイ氏はSNS上で、これは「集団的懲罰」であり、「戦争犯罪、ならびに人道に対する罪」だと主張した。

    イラン当局は金曜、(ホルムズ)海峡の再開を示唆したが、ドナルド・トランプ米大統領がイラン港湾の封鎖解除を拒否したことを受け、土曜に方針を撤回した。イラン軍は、米国が商船に発砲して停戦を破ったとし、報復すると表明した。

    市場では、米連邦準備制度理事会(FRB、米国の中央銀行)がインフレ(物価上昇)が根強いなかで「高金利の長期化(higher-for-longer:利下げを急がず高い政策金利を長く維持する姿勢)」を続けるとの見方もドルを支えた。火曜発表の米小売売上高(米国の消費動向を示す指標)は、2月の前月比0.6%増の後、3月は同1.3%増が予想されている。

    ポンドは、ホルムズ海峡を巡る緊張で原油価格が上昇し、インフレ懸念が強まれば下支えされる可能性がある。英イングランド銀行(BOE、英国の中央銀行)のサラ・ブリーデン副総裁は、今回の紛争により市場ストレス(市場の混乱)が重なり合うリスクが高まったほか、過去の危機前に見られた脆弱性が残っていると指摘した。

    私たちは昨年、情勢が急変して通貨ペアが大きく振れる場面を見た。現在は中央銀行の見通しが不透明で、GBP/USDのオプション(将来の売買を約束する権利)のインプライド・ボラティリティ(市場が織り込む将来の変動率)が低く評価されている可能性がある。大きな上げ下げのどちらでも利益を狙えるストラドル(同じ満期・同じ権利行使価格でコールとプットを同時に買う手法)のような戦略は、今後数週間の選択肢となり得る。

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