中国人民銀行(PBOC)は月曜日、ローンプライムレート(LPR、銀行の最優遇貸出金利の目安)を据え置いた。1年物LPRは3.00%、5年物LPRは3.50%で変わらなかった。
執筆時点で豪ドル/米ドル(AUD/USD)は前日比0.25%安の0.7151。動きはPBOCの金利判断を受けたもの。
PBOCの金融政策の目的には、物価の安定(為替レートの安定を含む)と経済成長がある。金融市場の開放・育成など、金融改革にも取り組む。
PBOCは中華人民共和国の国有(国家が保有)機関。方針は中国共産党の党委員会書記の影響を受け、潘功勝氏は同書記と総裁を兼務している。
PBOCの政策手段には、7日物リバースレポ金利(短期の資金供給の金利指標)、中期貸出制度(MLF:中期資金を銀行に供給する枠組み)、為替介入(外貨売買で為替を調整)、預金準備率(RRR:銀行に義務づける預金の積み立て比率)がある。LPRは中国の代表的な金利指標で、企業向け融資、住宅ローン、預金金利などに影響し、人民元相場にも影響し得る。
中国には民営銀行が19行ある。最大手はWeBankとMYbankで、民間資本のみで運営する国内の金融機関は2014年以降に認められている。