ソシエテ・ジェネラル、堅調な国内需要がCNYを6.80へ押し上げると予想 PBOCの基準値が弱含む中で

    by VT Markets
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    Apr 18, 2026

    人民元は、人民銀行(PBoC)が日々の基準値(毎営業日に示す参考レート)を弱めに設定して上昇ペースを抑えるなか、対米ドルで3年ぶりに6.80へ向かうと見込まれている。通貨は、足元の景気指標の弱さや消費者物価指数(CPI、物価の代表指標)の伸び鈍化にもかかわらず、1~3月期の成長と輸出に支えられてきた。

    中国国債は、国内の巨額の貯蓄(約51兆ドル規模)と国内債券への需要に支えられている。10年物中国国債利回りは1.79%(200日移動平均、過去約200営業日の平均利回り)を下回った。人民元建ての高格付け(信用力が高い)債券で構成する指数は、ブルームバーグの世界債券総合指数で年初来およそ+1.1%と上位となっている。

    中国の1~3月期成長率は前年比5.0%と、10~12月期の4.5%から加速した。1~3月期の輸出は14.7%増となった。

    2025年初めにデータを確認した時点では、1~3月期の成長と輸出が強く、人民元高が続くとみられた。当時は、債券市場の堅調さも追い風となり、対ドルで6.80へ向かう道筋は明確に見えた。その後、人民元を支えてきた基礎的な要因(景気・貿易・金利など)は大きく変化した。

    昨年見られた景気の勢いは大きく鈍化した。2026年1~3月期のGDP成長率は4.6%と市場予想を下回り、2025年通年の5.2%成長から減速を示した。さらに、2026年3月の貿易統計では輸出が前年比7.5%減と予想外に落ち込み、2025年初めの2桁増とは対照的だった。

    この弱い景気環境により人民元の流れは反転し、米ドル/人民元(USD/CNY、1ドルで何元かを示すレート)は足元で7.24前後と、昨年議論された6.80から大きく離れている。人民銀行も姿勢を転換し、2026年2月に主要な1年物政策金利(景気を下支えするための短期の基準金利)を引き下げた。10年国債利回りは2.31%へ上昇し、金利見通しの変化を映している。

    デリバティブ(金融派生商品)の取引では、人民元の追加下落を想定したポジションが示唆される。権利行使価格(あらかじめ決められた売買レート)が7.28~7.30近辺のUSD/CNYコールオプション(将来、決めたレートでドルを買う権利)を買うと、指標が弱ければ上方向(ドル高・人民元安)への利益機会を得られる。オプション料(プレミアム)以上の損失は原則として生じないため、損失を限定しつつ人民元安に備えられる。

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