銀(XAG/USD)は木曜日に0.30%下落し、抵抗線の81.00ドルを上抜けできなかった。日中高値は80.86ドルで、その後78.73ドルで取引された。
チャートでは高値・安値がともに切り下がり、十字線(始値と終値がほぼ同じで、売り買いの力が拮抗していることを示すローソク足)が2本連続で出現した。81.00ドル付近で方向感が乏しいことを示す。一方、相対力指数(RSI:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は強気圏を保ちながら横ばいとなり、もみ合い(一定のレンジで上下する状態)を示唆した。
81.00ドルを上抜ければ、2025年高値の83.75ドル、次いで3月の10サイクル高値(一定期間ごとの区切りで数えた高値)の90.01ドルが視野に入る。さらに上昇すれば、3月2日の高値96.39ドル、その後に100ドルの節目が意識される。
一方、価格が100日単純移動平均線(SMA:過去一定日数の終値の平均で、相場の基調を示す線)の76.94ドルを下回れば、次の水準は20日SMAの73.36ドル、続いて70.00ドルとなる。これらが下値の主要な支持線(下落時に買いが入りやすい水準)だ。