米ドル指数(DXY)は火曜日、98.10近辺で推移し、直近の上昇を伸ばせなかった。安全資産(リスク回避時に買われやすい資産)としての需要が弱まり、米国債利回り(米国債の利回り)が落ち着いたことで、新たな米ドル買いは限定的だった。
通貨ヒートマップでは、米ドルは日本円に対して最も強かった。変動幅は、対円で米ドルが0.16%高となった一方、対豪ドルで0.72%安、対カナダドルで0.29%安だった。
EUR/USDは1.1800近辺を維持した。米ドルの上昇が続かなかったためだ。GBP/USDは1.3570前後で推移し、USD/JPYは159.00を上回る水準で、やや軟調な動きとなった。
AUD/USDは、豪州の3月雇用統計(雇用者数と失業率などを示す指標)を控え、0.7170を上回った。市場予想は、雇用者数が2万人増、失業率は4.3%で横ばい。
WTI原油は、ホルムズ海峡(中東の主要輸送ルート)を巡る供給リスクを背景に、日中の下げを取り戻し、1バレル91.20ドル近辺で取引された。金は、4,870ドルを下回った後、4,795ドル前後で推移した。
今後の主な発表は、4月16日(木)に中国の1-3月期GDP(国内総生産=経済規模の指標)、米国の新規失業保険申請件数(労働市場の先行指標)、英国の2月GDP。あわせて4月16〜17日にIMF(国際通貨基金)会合が予定されている。WTIは米国の代表的な原油指標で、価格は需給、OPEC(石油輸出国機構)の方針、米ドル、API/EIA(米石油協会/米エネルギー情報局)の在庫統計に左右される。APIとEIAの在庫統計は、75%の確率で差が1%以内に収まる。