米イラン緊張緩和でリラ相場は下げ止まり、トルコ中銀の信認維持が追い風となりキャリートレードの金利収益を下支え

    by VT Markets
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    Apr 16, 2026

    トルコリラ(TRY)は、米国とイランの緊張が和らいだことで落ち着きを取り戻した。トルコ中央銀行(CBT)は、米ドル/トルコリラ(USD/TRY)の安定した推移への信認を維持している。

    緊張が高まった局面では、TRYのロングポジション(値上がりを見込んで買い持ちすること)が縮小した。およそ半分まで減った。

    CBTの外貨準備(外国通貨や金など、通貨防衛のために保有する資産)は、ピークの2,100億ドルから約1,610億ドルへ低下した。これは世界的な金市場の下落(ゴールドの売り)と連動した動きだった。

    最近のデータは、TRYロングポジションの回復を示している。世界的な投資家心理の改善(リスクを取りやすい雰囲気)と一致する。

    USD/TRYは、2026年半ばまでに46.6へ緩やかに向かうと見込まれる。この予測は、時間をかけてTRYのキャリートレード(低金利通貨で資金を調達し、高金利通貨で運用して金利差を得る取引)が再開する前提に基づく。

    トルコの政策金利が50%という高水準にある一方、米国の金利は3.5%であり、リラのキャリートレードを再び検討しやすい環境だ。USD/TRYは年初の43.0から足元の45.1へ、ほぼ想定どおりに動いており、当局が意図する緩やかな通貨安(管理された下落)が進んでいることを示す。第1四半期に見られた地政学リスクの後退も重なり、投資機会が生まれている。

    先物契約(将来の為替レートを今決めて売買する契約)を使う場合の基本は、リラのロングだ。狙いは、実際の通貨安のスピードが先物市場が織り込むほど速くならないことに賭ける点にある。CBTは安定維持への姿勢を強調しており、46.6という年央目標に向けた管理的な道筋の信頼性を高めている。これにより、向こう数週間は現物レート(スポット)が先物が示す水準よりも良好に推移する可能性がある。

    オプション市場では、ボラティリティ(価格の振れ幅)の低下が焦点だ。USD/TRYのインプライド・ボラティリティ(オプション価格から逆算される予想変動率)は、第1四半期のリスク回避局面に30%超まで上昇した後、足元では18%へ低下している。この水準は、オプションを売ってプレミアム(受け取れる手数料のような収入)を得る戦略を取りやすい。1〜2か月の満期で、アウト・オブ・ザ・マネー(現時点の相場から離れた行使価格)のUSD/TRYコール(将来、あらかじめ決めたレートでドルを買う権利)を売る取引が選択肢となる。これは、リラが急激に大きく下落しない限り利益が出やすい。

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