USD/CHFは水曜日のアジア時間終盤、0.7812近辺で横ばいとなった。前日に付けた月間安値0.7790に近い水準で推移し、0.7800を下回れば、さらに下げる余地がある。
米ドルは、米国とイランが近く恒久的な停戦(戦闘を正式に止める合意)に達するとの期待から、主要通貨に対して出遅れた。米ドル指数(DXY=複数の主要通貨に対する米ドルの強さを示す指数)は98.15付近へ小幅に上昇したが、約7週間ぶりの低水準である98.00近辺にとどまった。
ドナルド・トランプ米大統領はFox Businessに対し、イランとの衝突は「終結に非常に近い」と述べた。さらに火曜日、The New York Postには、今後2日以内にパキスタンで交渉が再開される可能性があると語った。
JD・バンス米副大統領は、パキスタンなどのルートを通じてイランと協議が行われており、今後も続くと説明した。双方が合意(条件を取りまとめた取り決め)に向けて作業しているという。
市場の織り込み(金融市場が将来の出来事を事前に反映すること)では、今年の米連邦準備制度理事会(FRB:米国の中央銀行)による利上げが想定されなくなった。戦争が始まった後の3月時点では、年内に2回の利上げが見込まれていた。