原油高を背景にカナダドルが対米ドルで持ち直し、USD/CADは1.3860近辺へ下落(前日比0.15%高)

    by VT Markets
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    Apr 13, 2026

    USD/CADはアジア時間の高値から数pips下げ、1.3860~1.3855近辺で取引された。日中では約0.15%高。金曜日に2週間ぶりの安値を付けた後、1.3800割れから小幅に反発した流れを引き継いだ。

    米ドルは週明けの「窓開け」(週末を挟んで相場が飛んで始まること)で上昇したものの、その後の上値追いに失敗。周辺国が数日以内に米国とイランの協議再開を促しているとの報道が材料視された。原油高がカナダドルを支え、USD/CADの上昇を抑えた。

    原油市場がカナダドルを下支え

    WTI(米国産指標原油)は1バレル=105ドル前後に戻した。週末の米・イラン協議が合意に至らなかったことを受けた動き。米国のJDバンス副大統領は「最終かつ最善の提案」が拒否されたと述べ、イラン国営メディアは「過度な要求」だったとしている。

    トランプ米大統領は、米海軍がホルムズ海峡の封鎖を開始すると発言し、2週間の停戦が崩れるリスクが意識された。さらに、イスラエルによるレバノンへの攻撃が続き、紛争拡大への警戒が強まったことも原油価格を下支えした。

    金曜日発表の米インフレ指標では、3月の月次上昇率が約4年ぶりの大きさとなった。エネルギー価格の上昇を背景に、市場ではFRB(米連邦準備制度理事会)の利下げ観測が後退し、年内の利上げの可能性も意識されるようになった。これにより米国債利回り(米国債の投資収益率の指標)が上昇した。

    USD/CADは1.3850付近で踏みとどまっており、「米ドル高」と「原油高(=カナダドル高要因)」の綱引きが見える。材料が逆方向に作用しているため、足元の戻り局面から大きく振れやすく、警戒が必要だ。

    FRB観測が米ドルを支える

    原油高はカナダドルに追い風となり、USD/CADの上値を抑えている。WTIは1バレル=95ドル超で推移し、1年超ぶりの高値圏。紅海情勢の緊張再燃に加え、OPEC+(OPECとロシアなどの協調減産枠組み)が年後半も減産を維持すると確認したことが背景。エネルギー高は資源国通貨であるカナダドル(「ルーニー」とも呼ばれる)の価値を支えやすい。

    一方、FRBが「タカ派」(インフレ抑制を優先し金利を高めに維持しやすい姿勢)に傾くとの見方が米ドルを下支えする。2026年3月の米インフレ指標では、コアCPI(食品・エネルギーを除いた消費者物価指数)が0.4%上昇と高止まりし、市場が想定していた年内2回の利下げ観測が後退。これを受けて米10年国債利回りは4.5%を上回り、資金流入を通じて米ドルを押し上げた。

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