米・イラン協議の停滞とFRBタカ派観測によるドル需要増で、金は数日ぶり安値から反発

    by VT Markets
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    Apr 13, 2026

    金(XAU/USD)は週明け月曜のアジア時間に、4日ぶり安値となる4,633〜4,632ドル近辺から反発し、弱気(下落)で始まった週の値段の「窓」(週末の休場を挟んで前週終値と今週始値に差が出るギャップ)の大半を埋めた。材料が強弱入り混じるなか、米ドルの上昇は抑えられた。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、週末協議が合意に至らず終了した後も、周辺国が数日以内に米国とイランの協議再開を働きかけているという。

    JD・バンス米副大統領は「最終提案」を提示したが、イランは受け入れず協議は停滞していると述べた。イラン国営メディアは、過度な要求が合意の可能性を下げたと伝えた。

    地政学リスクとドルの動き

    ドナルド・トランプ米大統領は、米海軍がホルムズ海峡の封鎖を開始すると述べ、2週間の停戦が危機にさらされている。レバノンでのイスラエルによる攻撃継続も緊張を高め、米ドルを支え、金の上昇を抑える要因になり得る。

    最新の展開を受けて、WTI原油は1バレル=105ドル前後へ反発した。米国の3月インフレ指標では、消費者物価指数(CPI、家計が購入するモノやサービスの価格変化を示す指標)が前月比0.9%、前年同月比3.3%と、約4年ぶりの大幅な月次上昇となった。これを受けて米国債利回りが上昇し、米ドルは底堅い。

    テクニカル面では、金は100時間単純移動平均線(SMA、一定期間の価格を平均して相場の方向感をみる線)を下回ったまま。MACD(複数の移動平均線の差で勢いを測る指標)はマイナス圏、RSI(買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は44近辺。上値抵抗(レジスタンス)は100時間SMA付近の4,732.63ドルが意識され、直近安値が下値支持(サポート)として注目されている。

    乱高下する金市場におけるオプション戦略

    この見通しを踏まえると、特定の方向ではなく、値動きの大きさ(ボラティリティ)から利益を狙うオプション戦略が選択肢となる。金ボラティリティ指数(GVZ、金価格の予想変動率を示す指標)が足元で19近辺と高水準にあるなか、ロング・ストラドルやストラングルが有効になり得る。これはコール(買う権利)とプット(売る権利)の両方を買い、金が上にも下にも大きく動けば利益になりやすい手法だ。

    方向感がある場合は、コールの購入により中東情勢の悪化に賭けつつ、損失上限を限定できる。逆に、FRB(米連邦準備制度理事会)が追加利上げを示唆してインフレをさらに抑え込むとみるなら、プットは下落への備え(ヘッジ)や下落狙いの手段となる。オプションは、現在の市場にある大きなリスクを管理しながら、狙いを明確にした取引を可能にする。

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