インベスコ(Invesco Ltd、IVZ)は、世界的な運用会社で、ETF(上場投資信託)、投資信託、機関投資家向け資産を、主要な資産クラス(株式や債券などの投資対象の種類)で運用している。本稿は企業の基礎情報(ファンダメンタルズ:業績や財務といった中身)ではなく、日足(1日ごとの値動き)チャートに焦点を当てる。
内容は、昨夏以降に「ヘッド・アンド・ショルダー(頭と肩)」と呼ばれる天井形(相場が下落に転じやすい形)が形成されてきた、というものだ。中央の高値(ヘッド)は約29.50ドルまで上昇した後下落し、その後25ドル近辺まで戻したものの、再び下落に転じた。
右肩は25ドル近辺で上値が重く、上の価格帯に売りが残る状態(上値の抵抗)となり、その後の反発を抑えているとされる。IVZは23.57ドル前後で推移しており、これはネックライン(パターンの下支えとなる水準)付近と説明されている。
重要水準は21.86ドルで、ここを日足終値(1日の取引終了時点の価格)で下回ればパターンが確認されるとしている。日中の一時的な下抜け(イントラデイの動き)はだまし(見かけだけのシグナル)になりやすい、と区別している。
21.86ドルを終値で明確に下回って確認された場合、「測定目標(値幅観測:パターンの高さから目標値を推計する手法)」として14.99ドルが示される。14.99ドルは過去のサポート(下値支持線:買いが入りやすい水準)とも重なるという。
また、ネックラインを終値で再び上回れば「損切り水準(ストップ:想定と逆に動いた場合に撤退する価格)」として扱うとしている。さらに、25ドルを終値で上回れば弱気シナリオ(下落を見込む前提)は否定される、という。