和平協議への期待と米ドル安を背景に、戦闘継続下でもEUR/USDは1.1700近辺へ上昇

    by VT Markets
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    Apr 10, 2026

    EUR/USDは木曜日に約0.33%上昇し、5週間ぶり高値の1.1723を付けた後、1.1700近辺で取引された。米ドル指数(DXY、主要通貨に対するドルの強さを示す指数)は、リスク選好(投資家がリスク資産を買いやすい心理)が改善する中で0.18%低下し、98.82となった。

    注目は中東情勢に集まった。イスラエルとレバノンは、戦闘が続く中でも和平協議を開始する構えを見せた。ベンヤミン・ネタニヤフ氏とナワフ・サラム氏の電話会談を受け、来週火曜日にワシントンで協議が予定されている。イランは停戦がイスラエル・レバノン国境にも及ぶと述べた。

    市場の材料とリスクセンチメント

    原油価格は下落した。原油安は一般にインフレ圧力を弱め、金融政策見通しを通じてユーロの重しになる場合がある。WTI(米国産原油の代表的な指標)での動きは、ドル安(米ドルの下落)とも連動した。

    市場は金曜日発表の米消費者物価指数(CPI、消費者が購入する商品・サービスの価格変動を示す統計)も待っていた。

    米インフレ指標では、PCE価格指数(個人消費支出物価指数、米国でFRBが重視する物価指標)が前年比約2.8%となり、FRB(米連邦準備制度理事会)の目標である2%を上回った。コアPCE(食品とエネルギーを除いた基調インフレ)は2月に3.1%から3%へ低下した。2025年第4四半期の成長率は0.5%で、市場予想の0.7%を下回った。

    新規失業保険申請件数(雇用情勢の先行指標)は4月4日終了週で21.9万件となり、予想の21.0万件、前週の20.3万件を上回った。市場は年末までにECB(欧州中央銀行)が56bp(ベーシスポイント、金利の単位で1bp=0.01%)の利上げを行うとの見方を織り込んだ。

    テクニカル面では、EUR/USDは1.1696で推移し、50日・100日・200日移動平均線(SMA、一定期間の平均値でトレンドをみる指標)の1.1677近辺を上回った。RSI(相対力指数、買われ過ぎ/売られ過ぎをみる指標)は58近辺。上値抵抗は1.1929からのトレンドラインに関連し、下値支持は1.1696〜1.1677に位置した。

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