米ドル指数(DXY)は水曜日、米国とイランの停戦発表を受けて約1%下落し、100.00近辺から98.50程度まで低下した。その後、停戦への疑念が強まり、99.00を再び上回った。
トランプ米大統領は、パキスタンが仲介し、ホルムズ海峡の再開と関連する「双方による2週間の停戦」を発表した。報道後、原油は15%超下落し、世界の株式は上昇した。
停戦への疑念と市場の反応
イラン国会議長のモハンマド・バゲル・ガリバフ氏は、米国とイスラエルが停戦に違反したと非難した。イスラエルのネタニヤフ首相は、停戦は「レバノンを含まない」と述べ、イスラエルはベイルートとレバノン南部でヒズボラ(レバノンの武装勢力)関連目標を攻撃した。
イランのファルス通信は、攻撃後にホルムズ海峡を通過するタンカーの航行が再び停止したと伝えた。イランは、レバノンで戦闘が続く場合は合意から離脱するとした。
米連邦公開市場委員会(FOMC、米金融政策を決める会合)の3月17〜18日分議事要旨によると、フェデラルファンド(FF)金利(米国の政策金利の中心となる短期金利)は3.50%〜3.75%に据え置かれ、採決は11対1だった。理事のスティーブン・ミラン氏は0.25%(25ベーシスポイント、bp=金利の単位で0.01%)の利下げを支持した。多くの政策担当者は、物価上昇(インフレ)が高止まりし得るとして、「利上げが必要になる可能性」に言及した。金利先物・オプションの値動きから算出する市場見通しでは、来年初めにかけて利上げが行われる確率は約30%と織り込まれた。
木曜日にコアPCE(個人消費支出〈PCE〉物価指数から食品・エネルギーを除いた、米FRBが重視する基調インフレ指標)が公表予定。金曜日には3月のCPI(消費者物価指数、家計が購入する品目の物価の変化)が公表される。DXYは99.12で推移し、200期間EMA(指数平滑移動平均、直近200本のデータを重み付けして平均したテクニカル指標)の99.33を下回った。
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