USD/CHFは水曜日、週前半に0.8000をわずかに上回る高値を付けた後、反落した。下げは取引時間中の安値0.7870近辺まで進み、その後は0.7890前後まで小幅に戻した。
米国とイランが2週間の戦闘停止で合意したとの報道を受け、米ドルは幅広く下落した。報道では、ホルムズ海峡を通過するガス・原油タンカーの「安全な航行(安全通航)」にも言及された。
トレンドライン割れで下落調整リスク
USD/CHFは上昇トレンドライン(株価・為替の上昇基調を結んだ支持線)を下回り、2月27日の安値から続いていた上昇局面は終了した。これは、より大きな下落調整(上昇後の反落)が進むリスクを示す。
RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は60超から低下し、足元は30近辺にある。MACD(移動平均収束拡散法:短期と長期の平均との差で勢いをみる指標)は、シグナルライン(MACDの平均との差を平滑化した線)を下回ったまま、マイナス圏にある。
下値支持は、3月の上昇分に対するフィボナッチ・リトレースメント(値幅に対する押し・戻りの目安)の50%水準0.7860と、3月23日の安値0.7835の間にある。上値抵抗は0.7905、その上は割り込んだトレンドライン近辺の0.7965が意識される。