NZD/USDは水曜日に0.5720近辺で推移した。米ドルは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)の金融政策決定を控えた「安全資産としての買い(有事のドル買い)」で下支えされた。市場では政策金利の据え置きがほぼ織り込まれており、焦点はRBNZの先行き見通し(ガイダンス)に移っている。
地政学リスクの高まりで投資家のリスク回避姿勢が強まった。米国のドナルド・トランプ大統領がイランに期限を設定し、テヘランが米国との外交ルートを遮断したと報じられたためだ。ホルムズ海峡を巡る懸念も市場の警戒感を強め、エネルギー価格を高止まりさせた。これが米ドルを支えた。
RBNZ Guidance In Focus
市場参加者は、RBNZがこれまでより「タカ派(利上げや引き締めに前向き)」寄りか、それとも「慎重(様子見)」寄りの道筋を示すかを注視している。タカ派のトーンならニュージーランドドル(NZD)を支え得る一方、慎重姿勢なら、底堅い米ドルに対してNZDが下落しやすくなる。
4時間足では、NZD/USDは0.5735で推移。20期間移動平均(過去20本の平均価格)0.5710を上回る一方、下向きの100期間移動平均0.5780は下回った。相対力指数(RSI:買われ過ぎ・売られ過ぎを示す指標)は56。
上値抵抗(レジスタンス)は0.5736、次いで0.5780、0.5907。下値支持(サポート)は0.5724で、下に0.5704と0.5702が挙げられる。