INGのクリス・ターナー氏、RBNZは政策金利を2.25%で据え置き、ハト派的な姿勢を示しガイダンスは限定的と予想

    by VT Markets
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    Apr 7, 2026

    INGは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が政策金利(中央銀行が設定する短期金利)を2.25%で据え置くと予想している。今回の会合では、新たな経済見通し(予測)の公表はなく、先行きの説明(フォワードガイダンス=将来の金融政策方針の示唆)も限定的になる見通しだ。

    市場価格(金融市場の取引から読み取れる予想)からは、年初から上期にかけて利上げ(政策金利の引き上げ)はほとんど織り込まれていない。年末までには、合計65bp(ベーシスポイント=金利の単位で0.01%)の利上げが織り込まれている。

    Rbnz Outlook And Nzd Implications

    ニュージーランドドル(NZD)は今年、豪ドル(AUD)に後れを取っている。背景には、豪州に比べて商品市況(コモディティ価格)からの支えが弱いことがあるという。RBNZがよりタカ派(利上げに前向き)のメッセージを示さない限り、この出遅れは続く可能性がある。

    RBNZが明日の会合で政策金利を2.25%に据え置き、発言もかなり慎重(ハト派=利上げに消極的)になると見込む。ブレマン総裁はこれまでもハト派の姿勢を示しており、想定外のタカ派転換は起こりにくい。これにより、今後数週間はNZDが弱含む展開になりやすい。

    こうした慎重姿勢はデータとも整合的だ。第1四半期のインフレ率は2.8%へ鈍化し、RBNZの目標レンジに近づいた。前四半期のGDP(国内総生産=国全体の付加価値の合計)では景気が完全に横ばいとなった。RBNZには、早期利上げを示唆するより、情勢を見極める理由がある。

    Trading Approaches For Aud Nzd

    トレーダーにとっては、NZDが横ばいまたは下落した場合に利益が出やすい取引を検討する流れとなる。会合後の下落に備える方法として、NZD/USDのプットオプション(一定期限までにあらかじめ決めた価格で売る権利)を4月下旬または5月期限で買う戦略が考えられる。損失が限定される一方、下方向の値動きを狙える。

    より大きな機会は、NZDが豪ドルに対して出遅れている点にある。この動きは、豪州が鉄鉱石など工業用資源の輸出に強みを持つ一方、ニュージーランドは乳製品中心で同様の支えが乏しいことが背景だ。RBNZが大きくサプライズを起こさない限り、この格差は続きやすい。

    豪州の経済状況は相対的に強い。鉄鉱石価格は2026年の大半で1トン120ドルを上回って推移し、豪州のインフレ率も粘着的(下がりにくい)で、直近は3.4%だった。この違いが、豪州準備銀行(RBA)をRBNZよりタカ派に保ちやすい。

    同様の構図は2025年にも長期間みられた。豪州ではサービス分野のインフレが続き、RBAは警戒を強める一方、RBNZは景気減速への懸念を示していた。両国の金融政策の差(政策金利や姿勢の乖離)は再び広がっているように見える。そのため、AUD/NZD(豪ドル/NZドル)の上昇を見込むポジションは妥当だ。

    デリバティブ(金融派生商品=価格が別の資産に連動する商品)を使う場合、AUD/NZDの先物(将来の売買価格を決める契約)を買う、または数週間先を期限とするコールオプション(買う権利)を買う方法がある。豪州が相対的に強いという見方を直接反映できる。

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