市場の焦点がシフト
トランプ氏は、米国がイランで対応している相手は「より理性的」で「過激化していない」と述べた。また、米国はイランの核兵器保有を容認しないとした。 同氏は「遂行すべき戦争がある」とし、米国は「仕事を終えつつある」と述べた。「2週間、あるいは数日長く」あれば「片を付けられる」と見積もり、目的は「相手が持つものをすべて叩き潰すこと」だと語った。 市場では、リスク選好の回復とともに米ドル指数(DXY)は99.80近辺で推移し、執筆時点で前日比0.10%安だった。 昨年にこれらの発言が出たことが、中東政策の大幅な緊張緩和と転換を示唆していた点は記憶に新しかった。2025年当初の初動では原油価格が急落し、ブレント原油は紛争開始以来初めて1バレル=80ドルを下回った。これが現在の市場の安心感の土台になっていた。 足元では、CBOE原油ボラティリティ指数(OVX)が28近辺で推移し、24カ月ぶりの低水準となっており、市場が織り込むリスクが極めて小さいことを示していた。ホルムズ海峡を通過するタンカー向けの海上輸送保険料率は、2025年第4四半期以降で60%超低下していた。これは、同地域からの大規模な供給途絶リスクが消えたと市場が完全に信じていることを示していた。トレーディングを始めましょう – ここをクリックしてVT Markets口座を開設