主要レジスタンス水準
レジスタンスは212.00でした。212.00を上抜けると、214.44、次いで215.00が目標でした。 さらに、215.88、その次に219.32が水準でした。これらは2008年7月の高値と、のちにレジスタンスとして機能した2007年8月の月足安値に由来していました。 サポートは50日SMA付近の211.11、その後に209.68でした。その下では、208.14および208.00が水準でした。 昨年の今頃、2025年2月に、日銀のハト派人事が強い上昇を引き起こし、この上昇トレンドが積極的に再開されたのを確認でした。その動きは、勢いが明確に買い手側にあったため、ペアを212.00水準へ向かわせました。ただし、ファンダメンタルズの状況はいま変化しており、今後数週間は異なる戦略が必要であることを示唆していました。マクロ要因と政策の乖離
昨年の主要因であった円安は、国内インフレの持続によっていま挑戦を受けていました。日本の2026年1月のコアCPIは予想外に2.8%へ上昇し、日銀が第2四半期までに政策転換を示唆するのではないかとの観測を強めていました。これは、2025年を通じて見られたハト派姿勢からの大きな変化でした。 一方で、英ポンドは逆風に直面していました。英国の2025年第4四半期の速報GDPは0.2%の縮小となり、テクニカル・リセッションを確認する内容でした。この景気の弱さは、英中銀が年後半に利下げを検討する圧力を高めていました。ハト派化する英中銀に対して日銀がタカ派化する可能性があるという、この政策の乖離は、長らく続いた上昇トレンドを反転させ得るものでした。 このトレンド反転の可能性を踏まえると、GBP/JPYのプットオプションを購入することを検討すべきでした。ペアが現在210.00付近で推移している状況では、権利行使価格を208.00近辺に設定し、2026年4月または5月満期のプットを購入することで、下落から利益を狙う限定リスクの手段になっていました。この戦略は、ペアを直接ショートする際の無制限リスクを負わずに、大きな下落を捉えられる点が利点でした。 短期的に強気の勢いが続くと考える場合、より保守的な戦略として、ベア・コール・スプレッドを構築する方法がありました。例えば212.50のコールを売り、214.50のコールを買うことで、プレミアムを受け取りつつリスクを限定できていました。このポジションは、ペアが横ばいで推移するか、緩やかに下落した場合に利益となっていました。 テクニカル面では、昨年特定された208.00および208.14付近のサポートが、いま重要な監視対象でした。208.00の節目を明確に下抜けることは、複数年にわたる上昇トレンドが終わりつつあるという強い確認材料になっていました。そのような動きは、さらなる売りを誘発し、より積極的な弱気スタンスを正当化する可能性が高かったでした。トレーディングを始めましょう – ここをクリックしてVT Markets口座を開設