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キーポイント
・ドルインデックスは104.46で安定、5月31日発表の米PCE物価指数に注目。
・ドル円は155.80円まで小幅安、トレーダーは潜在的な政府介入を警戒
米連邦準備制度理事会（FRB）高官の慎重な発言を受けて、投資家が米金利の動向についてさらなるガイダンスを期待したため、月曜日、ドルは底堅く推移した。インフレが冷え込んでいるにもかかわらず、トレーダーは将来の利下げを見極めるため、さらなるデータを待ち望んでいる。
日本円(USDJPY)は1ドル155.80円まで円安に振れ、週明けを迎えた。このわずかな下落は、政府の介入の可能性に対するトレーダーの不安を反映している。
画像はUSDJPYが小幅下落なVT Markets App のドル円チャート
先週のデータで4月の米消費者物価が緩和したことが明らかになり、マーケットは年内50ベーシスポイント（bps）の利下げを予想した。しかし、様々なFRB高官は利下げのタイミングに慎重な姿勢を示している。現在、トレーダーは今年46bpsの利下げに賭けており、11月の利下げのみが完全に織り込まれている。
Fed officials remain cautious on timing of rate cuts even as inflation cools https://t.co/V22JOjKuuF pic.twitter.com/HHb7feRdDy
— Financial Post (@financialpost) January 3, 2024
月曜日のユーロ(EURUSD)は、取引開始直後0.07%上昇し$1.087525となり、先週につけた約2ヶ月ぶりの高値$1.0895に接近した。米国の通貨を6つのライバル通貨に対して測定するドルインデックス（DXY）は、104.46で安定している。
PCE価格指数報告
今後の焦点は、5月31日に発表される個人消費支出（PCE）価格インデックスに移る。
今週マーケットが注目するのは、木曜日に発表される前回のFRB議事録と、ユーロ圏、ドイツ、英国、米国のPMI速報値である。
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