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    日本の日経平均、ウォール街の低迷と日銀の不透明感で下落

    May 17, 2024

    キーポイント

    ・日経平均は、ウォール街と日銀の政策に影響され、3日続伸の後、下落して終わる。

    ・TOPIXは序盤の下落にもかかわらず、週間ベースではプラスとなった。

    日本の日経平均株価は3日続伸していた連勝を止め、金曜の終値はウォール・ストリート・ナイトの低調なパフォーマンスと日本銀行(日銀)の政策軌道をめぐる不透明感に影響され、下落した。日経平均株価は0.34%下落し、38,787.38円で取引を終えたが、週間では1.43%の上昇となった。

    写真: VT Marketsアプリで見た日本の日経平均の下落。

    日銀の国債買い入れオペが救済策に

    日銀が定期的な国債買い入れ額を維持したことで、インデックスは下落したものの、なんとか損失を取り戻した。今週初め、日銀は予想外に残存期間5年から10年の国債の買い入れ額を減額し、タカ派的な動きが続くとの憶測を呼んだ。

    TOPIX(東証株価指数)は序盤の下げを跳ね返し、前週末比0.3%高の2,745.62となり、週間では0.64%の上昇となった。

    米国株、ダウの節目にもかかわらず下落

    米国では木曜日、ダウ・ジョーンズ株価30種平均が日中高値更新し、初めて$40,000を超えた後、株価は下落して引けた。インフレ率の鈍化を示すデータを受けて、投資家は利下げ期待の再調整を続けた。フィラデルフィアSE半導体インデックスは0.55%下落した。

    こちらも興味深いかもしれません: 米国の経済指標が引き続き円相場に影響

    チップ株、日本株安を牽引

    日本では金曜日、チップ関連株が下落し、東京エレクトロンは2.01%下落し、日経平均の最大の足かせとなった。シリコンウエハーメーカーの信越化学は1.52%下落した。逆にトヨタ自動車は2.51%上昇し、TOPIXを最も押し上げた。銀行大手の三菱UFJフィナンシャル・グループは2.04%、三井住友フィナンシャル・グループは3.44%それぞれ上昇し、銀行セクターは2%近く上昇し、東証33業種サブインデックスの中でトップのパフォーマンスとなった。

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