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    ナスダックが史上最高値を更新、パウエル議長が利上げ懸念を沈静化、今後のCPIに注目

    May 15, 2024

    キーポイント

    ・ナスダックは、パウエルFRB議長の楽観的な発言と国債利回りの低下により、史上最高値で引けた。

    ・消費者の消費パターンの変化を反映し、小規模な住宅プロジェクトに焦点を当てた決算を発表したホーム・デポの株価は下落。

    火曜日のトレーディング・セッションで、ナスダック総合株価指数は過去最高値を更新し、VT Marketsトレーディング・アプリで18356.6まで上昇した。この上昇は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げの予定はないと明言したことに投資家が好感したためだ。

    このセンチメントは、4月の生産者物価指数が上昇を示し、財・サービスのコスト増により予想を上回ったことで強まった。しかし、パウエル議長は、一部のデータが下方修正され、インフレが持続するとの懸念が緩和されたため、この指数はまちまちの見方を示したと強調した。

    写真: VT Marketsアプリ でナスダック100が史上最高値を更新。

    投資家は「長期金利上昇」を歓迎

    S&P500種株価指数も0.48%上昇し、5,246.68で終わり、ダウ工業株30種平均は0.32%上昇し、39,558.11に達した。市場のポジティブな動きは、「長期金利上昇」というコンセプトに対する投資家の安心感が高まっていることを反映している。

    こちらもお読み下さい: S&P500、混迷する業績と債券利回りの上昇にも関わらず上昇

    マーケットはCPI報告待ち

    こうした企業の動きの中、市場全体は水曜日に発表される消費者物価指数(CPI)を心待ちにしている。このデータは、第1四半期に見られたインフレ圧力が4月に入っても持続しているのかどうかについてのさらなる洞察を提供するため、非常に重要である。このデータは、連邦準備制度理事会(FRB)の今後の政策決定に大きな影響を与える可能性がある。

    一方、地政学的な緊張が市場力学に新たな変数をもたらしている。ジョー・バイデン大統領は、中国からの輸入品に対する大幅な関税引き上げを発表した。

    企業業績や中央銀行の動向から、地政学的動向や消費者行動に至るまで、市場がこうした多様なシグナルを処理する中、投資家心理や市場の方向性を導く要因は複数あり、その状況は依然としてダイナミックである。

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