AUD/USDは月曜日、アジア時間早朝の安値0.7132から反発し、0.7150近辺まで上昇した。背景には、イランと米国の対立がホルムズ海峡で強まったことがある。
もっとも、通貨ペアは先週後半に見られた0.7200近辺を下回ったままだった。米国とイランは、火曜日にパキスタンで予定されていた第2回和平協議を前に、応酬を続けた。
緊張は日曜日に一段と高まった。米軍が、ホルムズ海峡の封鎖を試みたとされるイランの貨物船を拿捕したと伝えられたためだ。イランは報復を示唆し、米側の停戦違反を理由に、パキスタンへの代表団派遣を見送る可能性にも言及した。
停戦は水曜日に期限を迎える。米ドルは主要通貨に対してやや持ち直したが、上昇は限定的だった。
UOB銀行はAUD/USDについて上向きの傾向を指摘し、下値の目安(サポート)を0.7085とした。同水準を維持できれば、0.7190を上回って引ける可能性があるとした。
月曜日は重要指標が少なく、中東情勢が主な材料となる見通しだ。火曜日には米小売売上高と、ケビン・ウォーシュ氏の上院証言が予定されている。木曜日早朝には、豪州の4月速報PMIが公表される予定だ。PMI(購買担当者景気指数)は、企業の景況感を点数化した指標で、一般に50を上回ると景気拡大、下回ると景気後退の目安とされる。