AUD/USDは月曜日、弱気の「窓(ギャップ)」を空けて0.7115付近で取引を開始した後、反発してアジア時間に0.7100台半ばを回復した。6月2022年以来の高値となった先週金曜の0.7220近辺から押し戻された後、いったん足踏みしている。
米ドルは週初、ホルムズ海峡を巡る米・イランの緊張再燃を背景に底堅く推移し、序盤のAUD/USDの重しとなった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ観測が後退したことで米ドル高は抑えられ、豪準備銀行(RBA)が利下げに慎重な姿勢(タカ派)を示していることが豪ドルを支えた。
テクニカル面では、通貨ペアは100日単純移動平均線(過去100日間の終値平均)から力強く上昇し、先週0.7115の上値抵抗(レジスタンス)を上抜けた。現在は0.7115が下値支持(サポート)として意識され、押し目での買い意欲が上向き基調の継続を示唆する。
勢いを示す指標も総じて改善している。MACD(移動平均収束拡散法:短期と長期の移動平均の差でトレンドの勢いを測る指標)はシグナル線(MACDの移動平均)を上回り、RSI(相対力指数:買われ過ぎ・売られ過ぎを0〜100で示す指標)は62近辺と、過熱感を示す水準ではない。0.7200を上抜ければ、0.7220〜0.7225の再試しが視野に入る。
下値はまず0.7115がサポートとなり、次いで0.7100近辺が意識される。100日単純移動平均線は0.6900付近に位置する。